こわさないのが一番! 故障防止策

ボタン関連のトラブル

2018年02月06日 17時50分

 現時点で最新機種のiPhone Xでは、ホームボタンまでが物理的ボタンとしては廃止され、ホーム画面に吸収されています。しかし、どんどん減らされてはいるものの、物理的ボタンは絶滅していません。引き続き重要な役割をになりつつ、存続しています。
 そして重要な役割をになうからこそ、毎日毎日、何度も何度も、押されるわけです。
 特にホームボタンです。
 iPhoneでは、これを押さないと話が始まらないというくらい、中心的な役割を果たすボタンになります。
 それだけに、押されます。押されまくります。押されまくりやがります。
 そのあげく、こわれます。
 
 そうした、物理的ボタンまわりの故障について考えましょう。
 
■原因
 物理的ボタンの不具合に関しては、製造時点のパーツ不良によるものでない限りは、原因は明らかです。
 「押しすぎ」です。
 押す回数が多すぎるというケース、押す力が強すぎるというケース、あるいは、その両方です。
 個人的な「クセ」にかかわる部分も大きいのでむずかしいところですが、たとえば急いでいるときなどに、ホームボタンを連打してしまうような人もいます。当然のことながら、そうしたラフなあつかいは精密機器には不適切です。
 
対策
 たかが機械。されど機械。なにしろ高価ですし、便利ですし、使えなくなったら困るのがスマートフォンです。ほとんどの人にとって、常日頃生きていく中でかなり重要度の高い存在であるはずです。
 なればこそ、「大切な相棒」のように思って、やさしい気持ちであつかうようにする、というのが第一の対策でしょう。
 つまり、ボタンを押すならかる~く、やさしく、ということです。
 
 ボタンの負担を減らす使い方としては、「ホームボタンをホーム画面上に表示させる」という手があります。画面上のボタンを押せば物理的ボタンを押さずに済むので、それだけ負担が減ります。iPhone Xではホームボタンが廃止されていますが、それと似たような状態にします。
 具体的なやり方を紹介します。
 
①ホーム画面で「設定」をタップ。
②「一般」をタップ。
③「アクセシビリティ」をタップ。
④「AssistiveTouch」をタップ。
⑤AssistiveTouchのスイッチをタップしてオンにする。
 
 これでホーム画面上にホームボタンが表示され、物理的ボタンと同じ機能を利用できます。